【町八家具/桐箪笥、婚礼家具、一般家具の製作・販売】

私たちは家具の専門家である前に、木の専門家であるべきだと考えています。 家具を扱うアドバイザーとして、そして素材を知り尽くした木の専門家として、お客様の多様なニーズに的確にお応えいたします。

発祥の地へのこだわり
最後の八右ェ門
最後の八右ェ門
(明治32年没)
私たちが、ここ鶴来の地で営業を続けるのにはわけがあります。
●最後の八右ェ門の言い伝え
かつて、当主は代々、八右ェ門を継承していました。明治初期、その襲名制最後となった八右ェ門が事業に失敗し失意のどん底にある時、夢に不動明王が現れ「表(旧・鶴来村の最南端)の端で家を建てよ。」とのお告げがあったそうです。
これが、先祖伝来の町八の発祥の地です。
素材へのこだわり
旧 吉野谷村中宮材
旧 吉野谷村中宮材
●上質な鶴来の桐
古来鶴来谷は、福島県の会津と並んで、日本有数の桐材の産地として知られてきました。
木目のしっかりとした上質の桐は「鶴来の桐」として、全国からその筋で重宝がられ、 かつては鉄道貨車で関西方面へと出荷されていました。
昭和20年ごろには、旧鶴来町で桐に携わる業者は20軒を数えるほどでした。

■木の種類と特長  用途

●桐・・ 燃えにくく、温湿度を調整し、虫がつきにくいため、家具・貴重品入れ函、美術品保存箱に用いられる。
●ナラ・・ 堅く、強いため、工具の柄・家具に用いられる。
●ブナ・・ 割れにくい、ねばり強いため、椅子・鍬の柄・家具に用いられる。
●松・・ ねばり強く、反発性があるため、住宅建築の梁材に用いられる。
●栗・・ 湿気・水分に強いため、住宅建築の土台に用いられる。

木は、それぞれに特性を持っています。その生まれもった特性を十分に発揮させる使い方こそが、自然との共存共栄です。
このような木の特性を十分に理解・熟知し、先人の経験や生活の知恵に学び、家具とお客様との出会いをサポートできればと思っています。

■木材の良し悪しと木殺し

▲桐板の架がけ乾燥風景

・昔から名の有る産地の木味は良質です。(cf:会津・南部・鶴来)
・桐の木は葉の無い時期(10月初旬〜3月末)つまり、葉が落ちてから葉の出る前の木が眠っている時期に伐採します。
・雨ざらしにして、アク抜きを十分に行います。
・しっかりと※「木殺し」し、動かなくなった材料を使います。
「木殺し」とは強度の異なる木表(樹皮に近い側)と木裏(樹芯に近い側)との釣り合いをとること。
  湿度を除く乾燥とは違います。
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作り方へのこだわり
木の特性を考えた加工・組み方・材料の寸法等々、外から見えないところにも長年の経験が活かされています。使いやすく、故障しにくい。もし故障しても、修理し易く、長年使った後に再生できる。家具一つひとつの細部にわたって、職人の心意気が染み渡っています。
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